皆さんこんばんは。タキビストBo-taです。
元気に薪活してますか?
今回は、タキビストになるために必要な道具について書いていきます。
何を買ったらいいのかな、何から買おうかな、色々と迷って一歩進めずにいるタキビスト予備軍の皆さん、ぜひこれを読んでタキビストになって下さい。
まずは、最初に揃えるべき、これだけは持っておきたいという道具から。
1.焚火台
薪を燃やすための台。私がキャンプにハマり始めた時はすでにそうなっていたのですが、最近では直火禁止のキャンプ場が多く、焚き火をするためにまず必要となるアイテムです。キャンプブームというのもあり、大手メーカー、ガレージブランドから色々なものが出ています。多すぎて悩むと思いますが、焚き火の見た目を決める大事なものですので、ビビビと来たものを思い切って購入するのもアリかもしれません。他の道具もそろってきて余裕が出てきたら、誰と何人くらいでするか、どんな場所でするか、鑑賞か調理か暖を取るかなどの要素で選べるように、いくつか買い足すのも。そうなると、焚き火沼入り決定です。
【Re・mo 焚き火バッグ】
焚き火台を紹介したブログはこちら
2.ファイヤースターター
火打ち石みたいなもので、この道具を使って火花を散らし、後ほど紹介する⑦の道具に着火して火種を作ります。燃料を必要としない、湿気に強い、気温が低くても関係ないなど、多くのメリットがあるので、キャンプに行く時はバックに入れておいた方がいいと思います。マッチやライターで着火するよりも雰囲気が出るので、これを使うとテンションが上がります。
【Chileeany ファイヤースターター】
3.ライター
基本的には②を使って着火するのが好きなんですが、②を使って上手く着火できなかった時、素早く火が欲しい、そんな時のお守り用に持っていってます。左側のSOTOのスライドガストーチは、火口が伸びる小型のバーナーで、少し風が強い時でも火が付けやすく頼りにしています。右側のジッポは、キャップを開ける時の音、オイルの匂いが個人的には好きです。
左【SOTO スライドガストーチ】
右【ジッポライター】
4.耐熱手袋
汚れ防止程度なら軍手でもいいですが、薪割りの時の怪我防止、焚き火の際の火傷防止のために、革製や耐熱の手袋を準備しましょう。調理中の熱くなったクッカーを持つ時にも使いますし、準備しておくことを強く勧めます。
【トンボレックス レスキュー消防手袋】
5.火挟
火のついた薪を動かすために必要です。火を育てるために、時々薪を弄ってあげます。でも、過保護になって弄りすぎるのも駄目です。せっかく燃えようとしていた熱がにげてしまいますからね。ちなみに、これは火挟と火吹き棒が一緒になった便利なアイテム。
【ASOBU HIMORI】
6.鉈、斧
太い薪を小割りする時に使います。下のものは手斧で、私は取り回しのしやすさ、携帯性を重視してこれにしましたが、本格的にごっつい薪を割るためには、もっと大きい斧が必要です。上のものは鉈で、これも取り回しのしやすさ、携帯性を重視して選びました。この鉈で、バトニングして薪を小割りにします。どちらか1つあれば薪割りができるのですが、鉈であれば薪割りから細かい作業のフェザースティック作りまでこなせてお勧めです。
上【馬場長金物 多喜火鉈】
下【ハスクバーナ 手斧】
7.焚きつけ
いきなり薪に火をつけるのは難しいので、燃えやすい材料にまずは着火します。右から、まつぼっくり、麻紐、チャークロス。まつぼっくりはよく燃えるので、非常に重宝します。散歩中に見つけたら家に持ち帰って、焚き火に備えて外で乾燥させておくのをお勧めします。麻紐は、100均でクラフトや梱包材料としても売っています。火をつける時は、これを適当な長さに切って、ほぐしてホワホワにします。チャークロスとは、綿製品を炭化させたもので、これにファイヤースターター等で火花を落とすと、じわーっとカーシガーライターのように(最近の車には無いから伝わらない?)一定時間燃えてくれますので、その間に燃えやすい杉の葉っぱ、まつぼっくりに火を移していきます。
左【自家製 チャークロス】
中【百均 麻紐】
右【公園 まつぼっくり】
8.耐火シート
焚き火台の下に敷いて、焚き火の熱から地面を守るもの。芝を枯らしてしまったりするのを防ぐため、また薪が爆ぜたりして火の粉が地面に飛んでしまった時に延焼するのを防ぐために使います。ぜひとも焚き火台とセットで準備しておきたいアイテムですね。
【Linkax 耐火シート】
以上が、タキビストになるために、まず揃えたい道具です。
続いて、これもあると便利だよというアイテムを紹介します。
余裕があれば、こちらの道具も揃えておくといいですね。
9.五徳
焚き火台で調理する時に使います。ユニフレームの薪グリルのように、最初から調理しやすいようになっている焚火台もありますが、そうではない焚き火台の場合には、こういった五徳を使って火からの距離をとって調理できるようにします。右側のものは、既製品を金鋸で半分に切って、持ち運びしやすいようにしたもの。
右【キャプテンスタッグ ダッチオーブンスタンド】
左【詳細失念】
10.火吹き棒
燃えるために必要な空気をピンポイントで送るためのもの。団扇だと周りの灰が飛び散ったりしてしまうので、こういった火吹き棒や、鞴(ふいご)があった方がスマート。ちなみに、この写真の火吹き棒は、ニトリの孫の手を改造したやつ。ネットで検索すると、色んなキャンパーさん達が自作していたりするので面白いですよ。息を吹き切った後に、うっかり口をつけたまま吸い込んでしまうと、煙を吸い込んでむせちゃうので要注意。
【ニトリ 伸縮式孫の手(改造)】
11.鋸
焚き火台のサイズに合わせて薪を切る時に必要。細い薪なら簡単に折れるやろうけど、太いものは鋸でギコギコ。アウトドアでエクササイズ。
【BAHCO 折畳式剪定鋸】
12.焚き火服
焚き火をしていると汚れたり火の粉が飛んできて洋服に穴が開いてしまったりすることがあるので、さっと羽織れるような服があるといいです。化学繊維のものは穴がすぐに開いてしまうので、綿製品がお勧め。燃えにくい素材で作られた焚き火専用の服もありますし、エプロンやベストみたいなものもあるので、季節や好みに合わせてチョイスしてください。
【Oregonian camper ファイアープルーフ焚き火コート】
13.薪バッグ
薪を集めたり運んだりする時にあると便利です。1枚の布の両端に取っ手が付いていて、その真ん中ら辺に薪を乗せて、後は両端の取っ手を合わせて持ち上げるだけ。薪の自重で勝手に保持されます。ちなみに、写真のものは、1で紹介した焚き火台や小物を収納できるポケットが付いているので、キャンプ場に着くまではそういった道具類を運び、着いてからは道具を出してバッグだけを持って薪拾いへ、というように使えて便利なアイテムです。
【Re・mo 焚き火バッグBAG】
14.ナイフ
写真には入れ忘れちゃっていますが、ナイフもあると便利です。調理の時にも使えますしね。焚き火で薪割りやフェザースティック作り等に使うのであれば、折畳式のやつよりも、フルタングという刃先から持ち手部分まで1枚の鋼でできているタイプのものがいいです。
いかがだったでしょうか。
道具選びも服選びと一緒で、実際に手に取ってみてときめくかどうかが大事です。
お近くにアウトドアショップがあれば行ってみて、店員さんにあれこれ聞いてみましょう。
近くにあまり良さげがお店がないな、というような方は、私のブログや、色んな方のブログを見て妄想してみましょう。
それでしっくりくるようであれば、きっとあなたの相棒になってくれるはずです。
この道具の使い勝手をもう少し教えて、こんな道具持ってたらレビューをお願い、などなど何かありましたらお気軽にご連絡ください。
では、また△
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